韓国の物価、とくにソウルの外食はいくらなのか。韓国消費者院の2026年8月のデータだと、ソウルの冷麺は平均12,692ウォン、円にすると約1,484円でした。
ここではソウルの定番メニュー8品を、公式の統計だけで円に直してみました。いちばん安いのはキンパ1本の約459円。でも、1年でいちばん値上がりしたのもこのキンパです。
円の金額は「100円=855.08ウォン(2026年10月2日、ハナ銀行の売買基準レート)」で計算しています。1,000ウォンでだいたい117円です。
結論:ソウルの外食は1食1,000〜2,500円が目安
先に結論を書くと、ソウルで普通のお店に入ると、1食1,000〜2,500円くらいになります。安いほうは麺類や定食、高いほうは参鶏湯や焼肉です。
使ったのは、韓国消費者院の価格情報サイト「参価格」にある外食費のデータ。もとは行政安全部と国家データ処が集めた数字で、地域ごとの平均が毎月出ています。
8品を安い順に並べると、こうなります。
| メニュー | 2026年8月(ウォン) | 円の目安 | 1年前から |
|---|---|---|---|
| キンパ(1本) | 3,923 | 約459円 | +8.3% |
| チャジャンミョン | 7,731 | 約904円 | +2.0% |
| キムチチゲ定食 | 8,769 | 約1,026円 | +2.2% |
| カルグクス | 10,038 | 約1,174円 | +3.6% |
| ビビンバ | 11,923 | 約1,394円 | +3.3% |
| 冷麺 | 12,692 | 約1,484円 | +2.2% |
| 参鶏湯 | 18,269 | 約2,137円 | +1.5% |
| サムギョプサル(200g) | 21,321 | 約2,493円 | +3.6% |

1年前の2025年8月と比べると、8品ぜんぶが値上がりしていました。上がり幅は1.5〜3.6%がほとんどで、キンパだけ8.3%と飛び抜けています。
ちなみに、この数字は速報値です。サイトには、調査するお店が閉店などで変わると、その分も値段に出ると注意書きがありました。1ウォン単位まで信じるより、相場の目安として見るのがいいと思います。
8品を1つずつ見ると
冷麺とビビンバは約1,400〜1,500円
冷麺は12,692ウォン(約1,484円)。冷たいスープに、細くて歯ごたえの強い麺が入っています。

ビビンバは11,923ウォン(約1,394円)。ナムルとごはんを、器の底からしっかり混ぜて食べます。どちらも日本の感覚だと、ランチにしては少し高めかもしれません。

キムチチゲ定食は約1,026円
統計の名前は「キムチチゲ定食」。チゲにごはんと小さなおかずがついてくる形で、8,769ウォン(約1,026円)でした。8品の中では、しっかり食べられて安いほうです。

サムギョプサルは200gで約2,493円
サムギョプサルは21,321ウォン(約2,493円)。ただ、この数字は「200gにそろえた値段」です。
統計の注意書きを見ると、お店の1人前はだいたい100〜250gでばらばら。それをそろえる前の平均は18,154ウォン(約2,123円)でした。メニューの値段を見るときは、何グラムかも一緒に見ておくと比べやすいです。

チャジャンミョンは約904円、いちばん安い麺
黒いみそだれを麺にからめるチャジャンミョンは7,731ウォン(約904円)。麺類の中ではいちばん安く、1,000円でおつりがきます。

東京と比べると、麺類はソウルのほうが高め
じゃあ東京と比べてどうなのか。東京都の「東京の物価」には、2026年8月の東京都区部の外食の値段が載っています。
中華そばは620円、うどんは818円。ソウルのチャジャンミョン(約904円)とカルグクス(約1,174円)のほうが、それぞれ300円前後高い計算です。

ただ、東京も値上がりはしています。1年前の2025年8月と比べると、うどんは782円から818円に、中華そばは604円から620円になりました。上がっているのはソウルだけではありません。
もちろん料理は別物で、調べ方も違います。なので、ぴったり比べられる数字ではありません。それでも「韓国は日本より安い」という昔のイメージのまま行くと、ちょっと驚くと思います。
カルグクスは包丁で切った太めの麺を、温かいスープで食べる料理です。10,038ウォン(約1,174円)で、1年前の9,692ウォンから3.6%上がりました。

参鶏湯は18,269ウォン(約2,137円)。鶏をまるごと1羽煮込むので、8品の中では高いほうです。

旅行の食費はこう見積もる
たとえば、朝にキンパ1本、昼にカルグクス、夜にサムギョプサル200g。これで35,282ウォン、約4,126円です。飲み物やお酒、サイドメニューは入っていないので、実際はもう少しかかります。
安く済ませるなら、キンパ1本、チャジャンミョン、キムチチゲ定食の組み合わせ。これだと20,423ウォン、約2,388円です。3食でだいたい2,400〜4,100円、そこに飲み物代が乗るイメージだと思います。
ソウルのお店はカードが使えるところが多いので、現金をたくさん持つ必要はあまりないと思います。旅行前の準備は「ソウル旅行の準備チェックリスト、出発前の7項目」にまとめています。
最初に書いたキンパの話に戻ると、1本3,623ウォンだったのが、1年で3,923ウォンになりました。円にすると約459円で、まだ8品の中ではいちばん安いです。ただ、手軽な一品ほど値上がりがはっきり出ているのは、ちょっと気になるところ。

みなさんがソウルで食べたいのは、この8品だとどれですか?
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参考にした記事・資料
- 韓国消費者院「参価格」外食費(ソウル、2026年8月・2025年8月。元データは行政安全部・国家データ処)
- 東京都「東京の物価」令和8年8月分 第7表 主要品目の東京都区部小売価格
- ソウル市「外貨両替」(カード利用の案内)
- ハナ銀行の円ウォン売買基準レート(2026年10月2日17時10分、100円=855.08ウォン)
- 写真はウィキメディア・コモンズの資料写真と、公式の統計をもとに作った表・グラフです。アイキャッチはjinsoo jangさん(CC0)の写真に文字を重ねました
写真の出典
- Bibim-naengmyeon.jpg — chomjong / CC BY 2.0
- Bibimbap 6.jpg — Chloe Lim / CC BY 2.0
- Gimchi-jjigae 1.jpg — travel oriented / CC BY-SA 2.0
- Korean.cuisine-Samgyeopsal-01.jpg — by hellochris / CC BY 2.0
- Ginseng Chicken Soup.jpg — Korea.net / Korean Culture and Information Service / CC BY-SA 2.0
- Kalguksu 20230408 001.jpg — Mobius6 / CC BY-SA 4.0
- Bulgogi gimbap at Okja Restaurant, Milan, 2022 01.jpg — Chiyako92 / CC BY-SA 4.0

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