となりの韓国ノート

ソウル在住目線で、韓国旅行・コスメ・韓国語の“いま”を現地の一次情報からまとめるノート

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韓国の物価|ソウルの外食8品を円で比べた

鉄板で焼いたサムギョプサル(写真:jinsoo jang / CC0、ウィキメディア・コモンズ)

韓国の物価、とくにソウルの外食はいくらなのか。韓国消費者院の2026年8月のデータだと、ソウルの冷麺は平均12,692ウォン、円にすると約1,484円でした。

ここではソウルの定番メニュー8品を、公式の統計だけで円に直してみました。いちばん安いのはキンパ1本の約459円。でも、1年でいちばん値上がりしたのもこのキンパです。

円の金額は「100円=855.08ウォン(2026年10月2日、ハナ銀行の売買基準レート)」で計算しています。1,000ウォンでだいたい117円です。

結論:ソウルの外食は1食1,000〜2,500円が目安

先に結論を書くと、ソウルで普通のお店に入ると、1食1,000〜2,500円くらいになります。安いほうは麺類や定食、高いほうは参鶏湯や焼肉です。

使ったのは、韓国消費者院の価格情報サイト「参価格」にある外食費のデータ。もとは行政安全部と国家データ処が集めた数字で、地域ごとの平均が毎月出ています。

8品を安い順に並べると、こうなります。

メニュー 2026年8月(ウォン) 円の目安 1年前から
キンパ(1本) 3,923 約459円 +8.3%
チャジャンミョン 7,731 約904円 +2.0%
キムチチゲ定食 8,769 約1,026円 +2.2%
カルグクス 10,038 約1,174円 +3.6%
ビビンバ 11,923 約1,394円 +3.3%
冷麺 12,692 約1,484円 +2.2%
参鶏湯 18,269 約2,137円 +1.5%
サムギョプサル(200g) 21,321 約2,493円 +3.6%
ソウルの外食8品の平均価格と円の目安(韓国消費者院「参価格」をもとに作成)
ソウルの外食8品の平均価格と円の目安(韓国消費者院「参価格」をもとに作成)

1年前の2025年8月と比べると、8品ぜんぶが値上がりしていました。上がり幅は1.5〜3.6%がほとんどで、キンパだけ8.3%と飛び抜けています。

ちなみに、この数字は速報値です。サイトには、調査するお店が閉店などで変わると、その分も値段に出ると注意書きがありました。1ウォン単位まで信じるより、相場の目安として見るのがいいと思います。

8品を1つずつ見ると

冷麺とビビンバは約1,400〜1,500円

冷麺は12,692ウォン(約1,484円)。冷たいスープに、細くて歯ごたえの強い麺が入っています。

ビビン冷麺(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
ビビン冷麺(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

ビビンバは11,923ウォン(約1,394円)。ナムルとごはんを、器の底からしっかり混ぜて食べます。どちらも日本の感覚だと、ランチにしては少し高めかもしれません。

ビビンバ(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
ビビンバ(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

キムチチゲ定食は約1,026円

統計の名前は「キムチチゲ定食」。チゲにごはんと小さなおかずがついてくる形で、8,769ウォン(約1,026円)でした。8品の中では、しっかり食べられて安いほうです。

キムチチゲ(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
キムチチゲ(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

サムギョプサルは200gで約2,493円

サムギョプサルは21,321ウォン(約2,493円)。ただ、この数字は「200gにそろえた値段」です。

統計の注意書きを見ると、お店の1人前はだいたい100〜250gでばらばら。それをそろえる前の平均は18,154ウォン(約2,123円)でした。メニューの値段を見るときは、何グラムかも一緒に見ておくと比べやすいです。

網で焼いているサムギョプサル(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
網で焼いているサムギョプサル(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

チャジャンミョンは約904円、いちばん安い麺

黒いみそだれを麺にからめるチャジャンミョンは7,731ウォン(約904円)。麺類の中ではいちばん安く、1,000円でおつりがきます。

チャジャンミョン(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
チャジャンミョン(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

東京と比べると、麺類はソウルのほうが高め

じゃあ東京と比べてどうなのか。東京都の「東京の物価」には、2026年8月の東京都区部の外食の値段が載っています。

中華そばは620円、うどんは818円。ソウルのチャジャンミョン(約904円)とカルグクス(約1,174円)のほうが、それぞれ300円前後高い計算です。

麺類の値段、ソウルと東京の比較(韓国消費者院・東京都の統計をもとに作成)
麺類の値段、ソウルと東京の比較(韓国消費者院・東京都の統計をもとに作成)

ただ、東京も値上がりはしています。1年前の2025年8月と比べると、うどんは782円から818円に、中華そばは604円から620円になりました。上がっているのはソウルだけではありません。

もちろん料理は別物で、調べ方も違います。なので、ぴったり比べられる数字ではありません。それでも「韓国は日本より安い」という昔のイメージのまま行くと、ちょっと驚くと思います。

カルグクスは包丁で切った太めの麺を、温かいスープで食べる料理です。10,038ウォン(約1,174円)で、1年前の9,692ウォンから3.6%上がりました。

カルグクス(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
カルグクス(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

参鶏湯は18,269ウォン(約2,137円)。鶏をまるごと1羽煮込むので、8品の中では高いほうです。

参鶏湯(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
参鶏湯(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

旅行の食費はこう見積もる

たとえば、朝にキンパ1本、昼にカルグクス、夜にサムギョプサル200g。これで35,282ウォン、約4,126円です。飲み物やお酒、サイドメニューは入っていないので、実際はもう少しかかります。

安く済ませるなら、キンパ1本、チャジャンミョン、キムチチゲ定食の組み合わせ。これだと20,423ウォン、約2,388円です。3食でだいたい2,400〜4,100円、そこに飲み物代が乗るイメージだと思います。

ソウルのお店はカードが使えるところが多いので、現金をたくさん持つ必要はあまりないと思います。旅行前の準備は「ソウル旅行の準備チェックリスト、出発前の7項目」にまとめています。

最初に書いたキンパの話に戻ると、1本3,623ウォンだったのが、1年で3,923ウォンになりました。円にすると約459円で、まだ8品の中ではいちばん安いです。ただ、手軽な一品ほど値上がりがはっきり出ているのは、ちょっと気になるところ。

キンパ(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)
キンパ(資料写真・ウィキメディア・コモンズ)

みなさんがソウルで食べたいのは、この8品だとどれですか?

参考にした記事・資料

写真の出典

  • Bibim-naengmyeon.jpg — chomjong / CC BY 2.0
  • Bibimbap 6.jpg — Chloe Lim / CC BY 2.0
  • Gimchi-jjigae 1.jpg — travel oriented / CC BY-SA 2.0
  • Korean.cuisine-Samgyeopsal-01.jpg — by hellochris / CC BY 2.0
  • Ginseng Chicken Soup.jpg — Korea.net / Korean Culture and Information Service / CC BY-SA 2.0
  • Kalguksu 20230408 001.jpg — Mobius6 / CC BY-SA 4.0
  • Bulgogi gimbap at Okja Restaurant, Milan, 2022 01.jpg — Chiyako92 / CC BY-SA 4.0

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